No.0015スピアー「ヴィランズビー」

 

基本情報

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スピアー

どくばちポケモン むし/どく

高さ1.0m 重さ29.5kg

特性 むしのしらせ/※スナイパー

種族値 65-90-40-45-80-75 395

悲しき悪役

アニメではスピアーは常に悪役扱いされてきた。

攻撃されたコクーンが瞬時に進化して襲いかかってきたり、巣を攻撃されて襲って来ることが多い。大抵集団で出現するがまとめて10万ボルト等でやられて逃げ去っていく。彼らは自分の巣を守ろうとしただけなのに…

なお、サトシは最終章でスピアーと和解していた。

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「はじまりのかぜ!むげんのみち!!」より

そういえば一度サトシさんもゲットしてた気がするな。ナナコに譲ったんだっけ。

実は元専用技使い

実はスピアーは、初代から専用技を持っていた。それがダブルニードルである。威力25の虫技で、なんと2回攻撃、更に追加効果20%で毒状態にすることができる。初代の虫技は当時威力20の吸血や威力不安定なミサイルばり程度しか無いので安定した虫技を使える唯一のポケモンであった。

初代のエスパー最強環境、悪タイプが存在せず何故かゴースト技で弱点を付けなかったので唯一安定してエスパーの弱点をつけるスピアー!かっこいいぞ!

………と思いきや素早さ正義の初代で遅いスピアー。毒タイプがあるせいでエスパー弱点のスピアー。そもそも全体的に能力が低いスピアー……

上からのサイコキネシスで瞬殺である。悲しいね。

2世代では鋼タイプの特徴として毒技無効というのがあったが毒状態無効は存在しなかったので、ダブルニードルで毒状態にすることができた。

3世代からは鋼タイプが毒状態になることも無くなったのだが。

いつのまにかパルシェントゲデマルもダブルニードルを使えるようになっていた。専用技没収。

そして8世代。なんとスピアーもろともダブルニードルが削除された。あんまりだ。

尖りに尖ったメガシンカ

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メガスピアー

どくばちポケモン むし/どく

高さ1.4m 重さ40.5kg

特性 てきおうりょく

種族値 65-150-40-15-80-145 495

メガシンカは一律で種族値が100増加する。

そのため600族のメガシンカ種族値700という圧倒的数値になるのに対し、スピアーはメガシンカしても495というしょっぱい数値になってしまう。そこでスピアーは耐久種族値は変わらずCを30下げることで、A+60、S+70という実質種族値が+130され、更に特性適応力によって攻撃性能が格段に上がった。上からの蜻蛉返りの火力が半端ないぞ!

ただし、6世代ではメガシンカターンはメガシンカ前のSを参照するので守るがほぼ必須になるわ、アローに瞬殺されるわで簡単には活躍できなかった。

7世代においてはメガシンカターンからS145が適用されるようになり、テテフを確1に出来ることから流行るかと思いきや最速スカーフには先手を取られサイキネで瞬殺される。初代の悲劇再び。

襷を持ちたいんだぜ…

かといってA150S145の適応力が弱い訳は無く、一定の活躍は見込めた。他のメガシンカが強すぎただけです…

種族値の割には頑張ったと思う。

うわあああ!メガスピアーの適応力ヘドロ爆弾だああ!(C15)

特殊メガスピアーとかいうビートル以下のCの特殊型がレート3桁界隈で使われたりした。まず思いつくネタだよね。

最後に

ヴィランズ(悪役)って厨二っぽくってかっこいいよね。

次回は序盤鳥!

それでは!