基本情報
ねずみポケモン でんき
高さ0.4m 重さ6.0kg
種族値 35-55-40-50-50-90 320
ご存じポケモンの顔
ポケモンと言えばピカチュウ。ピカチュウと言えばポケモン。あらゆるポケモンの中で一番有名であり、日本で暮らしていたらピカチュウを知らないまま生きていくのは難しいキャラクターである。赤緑ではトキワの森に低確率で出現するレアキャラというだけのポジションであり、特に目立った活躍はしていなかった。そんなピカチュウが何故こんなにも出世したかというとアニメの影響だろう。
アニメ主人公サトシの最初のポケモンに選ばれたのは、どの御三家とも被らずアニメ映えする電気タイプであったことが大きいだろう。初代にメリープがいたら違う未来になっていたかもしれない。ピカチュウじゃなきゃポケモンがこんなに人気になることは無かっただろうな…
アニメのピカチュウは当初ニャースのように喋る予定だったそうだが、ピカチュウの声優大谷育江様の「ピカ」の演技力が凄すぎて喋らないことになったらしい。ピカだけで全ての感情表現できるの凄すぎる。ピカチュウだけじゃなくてチョッパーとかガッシュとか光彦とかの主要キャラやってるのも凄すぎる。さすがピカ様。
初代でのピカチュウ
上記のとおり、赤緑ではレアポケモンではあったが特別な存在ではなかった。
アニメの影響から、ピカチュウバージョンなるものが発売された。この作品ではモンスターボールに入らず主人公の後ろを付いてきたり、雷の石を拒否したりとサトピカ(サトシのピカチュウ)同様の扱いとなる。めちゃくちゃかわいい。ただしサトピカのように強い訳ではなく、進化しないので結構苦戦する。御三家が3匹とも手に入るのでそっちの方が活躍することも多い。
専用アイテム
2世代からポケモンに持ち物を持たせられるようになったが、ピカチュウには電気玉という専用アイテムが与えられた。これはライチュウに進化すると効果を発揮しない正真正銘ピカチュウの専用アイテムである。2〜3世代では特攻が2倍、それ以降は攻撃も2倍とぶっ壊れアイテムである。
ただし、元の数値が低いので誰でも1撃かと言えば全くそんなことはない。
球ライチュウを超える火力は魅力的だが、低すぎる耐久や持ち物固定のデメリットが痛い。
基本的にはピカチュウに持たせないと効果が無いアイテムだが、電気玉を投げつけた場合には相手を麻痺にする追加効果がある。攻撃技なので挑発が効かない、相手の襷を潰せる、地面タイプも麻痺にできると結構優秀で、対戦環境ではピカチュウよりも電気玉投げつけるのほうがよく見る。
専用技
エメラルドにて実装されたピカチュウ専用技、ボルテッカー。捨て身タックルやフレアドライブの電気版である。当時は電気タイプは全て特殊技のため、珍しい特殊反動技だったが、4世代で物理になった。
習得方法も特殊であり、親に電気玉を持たせた状態でタマゴを作った場合のみ習得できる。
専用技ならもうちょっと威力高くても良かったんじゃないかな…この技のせいでワイルドボルトだけ威力90しか無いと思ってる。
7世代では、ボルテッカーを元にしたひっさつのピカチュートという専用Z技を習得。210という破格の威力を持つが、電気玉を持てなくなるという大きすぎるデメリットがある。ピカチュウZに電気玉の効果付けてくれたらな…アニメーションがめちゃくちゃかわいいので必見。
お着替えピカチュウ
ORASで登場するお着替えピカチュウ。コンテスト会場で貰うことができ、かっこよさ、うつくしさ、かわいさ、かしこさ、たくましさにそれぞれ対応したフォルムに変化し、特別な技を習得する。♀固定であり、尻尾の先端が黒い。タマゴ未発見グループとなっており、雷の石も使えないが進化の輝石は適用される。
それぞれのフォルム名と特別技は以下のとおり。
かっこよさ
ハードロック・ピカチュウ(コメットパンチ)
うつくしさ
マダム・ピカチュウ(つららおとし)
かわいさ
アイドル・ピカチュウ(ドレインキッス)
かしこさ
たくましさ
この中で一番実用的なのは相性補完に優れたマダム・ピカチュウだろう。ドレインキッスやエレキフィールドは今ではわざマシンで普通に覚えることができるため、特別感が無い。
このピカチュウはなんとポケモンバンクに預けることが出来ない。ORAS以外の作品でお着替えピカチュウを見ることはできないのだ。置き去りピカチュウである。
帽子を被ったピカチュウ
7世代において、ついにゲームでもサトシのピカチュウが実装。
サトシが各地方で被っていた帽子を被っており、ピカチュウZが使えない代わりにサトピカZが使えるようになり、10万ボルトが1000万ボルトになる。1000万ボルトは威力195急所ランク+2という強力な技だが、やはり電気玉を持たせた方が強いだろう。
当初はオリジナル〜アローラキャップまでの6種だったが、USUMでキミにきめたキャップ、剣盾でワールドキャップが追加された。
性格は全てがんばりやであり、お着替えピカチュウとは違い進化の輝石が適用されない。また、キョダイマックスすることもできない。単純に普通のピカチュウより出来ることが減ってしまうので、見せ合いの時点である程度型が絞られてしまう。世界チャンピオンのポケモンなんだしピカブイの相棒ピカチュウのように種族値上げてくれても良いよね。
相棒ピカチュウ
Switch初のポケモン、Let's Go!ピカチュウでは、ピカ版のリメイクとも言える作品であり最初にピカチュウを貰って冒険することになる。
ピカ版ではピカチュウの能力が低いのでパーティのお荷物になることもあったが、ピカブイでの相棒ピカチュウは種族値が強化されており、相棒専用技がめちゃくちゃ強い。
種族値 45-80-50-75-60-120 430
HBDが+10、ACが+25、Sが+30されている。
実質メガピカチュウである。
専用技
ばちばちアクセル 電気 物理
威力50 命中100 優先度+2 確定急所
ふわふわフォール 飛行 物理
威力90 命中95 30%怯み
ざぶざぶサーフ 水 特殊
威力90 命中100 30%麻痺
ピカピカサンダー 電気 特殊
大好き度で威力が決まる 必中
上記の技を駆使することで苦戦することなくストーリーを進めることができる。
ピカチュウに限ってはこれらの技を対戦環境で覚えても問題なさそう。
キョダイマックス
高さ21.0m〜 重さ???.?kg
まるで初期の頃のようにふっくらした見た目に変貌。かわいい。キョダイマックス技はキョダイバンライであり、相手を確定で麻痺にできるため実用性がある。
なお、サトシのピカチュウはキョダイマックス個体だがサトシの帽子を被ったピカチュウはキョダイマックスできない。
キョダイマックス個体は雷の石で進化できないが、ダイスープを飲めば進化できるようになる。
最後に
一番有名なのに強さは控えめなの潔くていいな。
それでは!